【活用ガイド】

JVNDB-2012-004314

Microsoft Systems Management Server および System Center Configuration Manager におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Microsoft Systems Management Server 2003 および System Center Configuration Manager 2007 には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

マイクロソフトセキュリティ情報には、この脆弱性は「折り返し型 XSS の脆弱性」と記載されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft System Center Configuration Manager 2007 SP2
  • Microsoft Systems Management Server 2003 SP3

想定される影響

第三者により、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS12-062
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS12-062
富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA12-255A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2536
参考情報

  1. JVN : JVNTA12-255A
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2536
  3. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS12-061,062)(2012年09月12日)
  4. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA12-255A
更新履歴

  • [2012年09月13日]
      掲載
    [2012年09月14日]
      ベンダ情報:富士通 (TA12-255A) を追加