【活用ガイド】

JVNDB-2012-004099

OpenStack Folsom および Essex における任意のテナントに任意のユーザを追加される脆弱性

概要

OpenStack Folsom および OpenStack Essex で使用される OpenStack Keystone には、任意のテナントに任意のユーザを追加される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


OpenStack
  • OpenStack Compute Folsom folsom-rc1 未満
  • OpenStack Essex (2012.1)

想定される影響

第三者により、ユーザのデフォルトテナントを更新する、管理者用 API へのリクエストを介して、任意のテナントに任意のユーザを追加される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical OpenStack
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3542
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3542
更新履歴

  • [2012年09月07日]
      掲載