【活用ガイド】

JVNDB-2012-004072

Bugzilla におけるファイルを読まれる脆弱性

概要

Bugzilla は、アクセス制御が不十分である Web ルート配下に重要な情報を保存しているため、(1) テンプレートファイル、(2) extensions/ 配下の他のカスタム拡張機能ファイル、または (3) docs/ 配下のカスタムドキュメントファイルを読まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Bugzilla 2.x
  • Bugzilla 3.x から 3.6.11
  • Bugzilla 3.7.x
  • Bugzilla 4.0.8 未満の 4.0.x
  • Bugzilla 4.1.x
  • Bugzilla 4.2.3 未満の 4.2.x
  • Bugzilla 4.3.3 未満の 4.3.x

想定される影響

第三者により、ファイルへの直接のリクエストを介して、(1) テンプレートファイル、(2) extensions/ 配下の他のカスタム拡張機能ファイル、または (3) docs/ 配下のカスタムドキュメントファイルを読まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4747
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4747
更新履歴

  • [2012年09月06日]
      掲載

公表日2012/08/30
登録日2012/09/06
最終更新日2012/09/06