【活用ガイド】

JVNDB-2012-004020

複数の Asterisk 製品 の main/manager.c における任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

複数の Asterisk 製品 の main/manager.c には、不完全なブラックリストにより、任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Digium
  • Asterisk Business Edition C.3.7.6 未満の C.3.x
  • Asterisk Open Source 1.8.15.1 未満の 1.8.x
  • Asterisk Open Source 10.7.1 未満の 10.x
  • Asterisk with Digiumphones 10.7.1-digiumphones 未満の 10.x.x-digiumphones
  • Certified Asterisk 1.8.11-cert6 未満の 1.8.11

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、送信 (originate) 権限および AMI Originate アクション内の ExternalIVR 値を利用されることで、任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian Digium
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. CWE以外(CWE-nocwe) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2186
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2186
更新履歴

  • [2012年09月03日]
      掲載
    [2012年11月08日]
      ベンダ情報:Debian (DSA-2550) を追加