【活用ガイド】

JVNDB-2012-003925

Apache QPID における認証を回避される脆弱性

概要

Apache QPID には、AMQP ブローカーに対する catch-up shadow connection の認証に NullAuthenticator メカニズムが用いられることで、認証を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache Qpid 0.14
  • Apache Qpid 0.16

他のバージョンも影響を受ける可能性があります。
想定される影響

第三者により、認証を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3467
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3467
更新履歴

  • [2012年08月29日]
      掲載
    [2012年10月22日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2012:1277) を追加