【活用ガイド】

JVNDB-2012-003869

Websense Content Gateway にクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Websense Content Gateway には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

Websense Content Gateway には、ログインした後のページにおいて "menu" と "item" のパラメータの処理に問題があるため、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


ウェブセンス
  • Websense Content Gateway

想定される影響

ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。結果として、サービス運用妨害(DoS)攻撃、情報漏えい、権限昇格などが行われる可能性があります。
対策

2012年8月24日現在、対策方法はありません。

開発者によると、2012年12月に、本脆弱性に対応したバージョン 7.7.3 を公開する予定とのことです。

[ワークアラウンドを実施する]
対策版が公開されるまでの間、以下の回避策を適用することで本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

 * パスワードは定期的に変更する
 * 製品利用中、不用意にインターネットでの情報を閲覧しない
ベンダ情報

ウェブセンス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2984
参考情報

  1. JVN : JVNVU#318779
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2984
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#318779
更新履歴

  • [2012年08月27日]
      掲載
    [2012年08月29日]
      CVSS による深刻度:基本値と脆弱性評価基準を追加
      CWE による脆弱性タイプ一覧:CWE-ID を追加