【活用ガイド】

JVNDB-2012-003825

McAfee Enterprise Mobility Manager におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

McAfee Enterprise Mobility Manager (EMM) は、ログイン試行の失敗した全ての無効なユーザー名を記録し、管理者がロックの解除を希望するアカウントリストに入れるため、サービス運用妨害 (EMM データベース内の過大なリストサイズ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マカフィー
  • McAfee Enterprise Mobility Manager Agent 4.8 未満
  • McAfee Enterprise Mobility Manager Server 10.1 未満

想定される影響

第三者により、異なるユーザ名を用いた大量のログイン試行を介して、サービス運用妨害 (EMM データベース内の過大なリストサイズ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マカフィー
  • McAfee Security Bulletin : SB10021
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 証明書・パスワードの管理(CWE-255) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4588
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4588
更新履歴

  • [2012年08月24日]
      掲載