【活用ガイド】

JVNDB-2012-003803

phpMyAdmin におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

phpMyAdmin には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2012-4345 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


The phpMyAdmin Project
  • phpMyAdmin 3.5.2.2 未満の 3.5.x

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、下記のテーブル操作を介して、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。

(1) 巧妙に細工されたテーブル名を持つテーブルを空にする (TRUNCATE) リンク
(2) 巧妙に細工されたテーブル名を持つテーブルを削除する (DROP) リンク
(3) 巧妙に細工されたテーブル名を持つテーブルを参照するトリガページを追加する際に表示されるポップアップ
(4) 巧妙に細工されたテーブル名を持つテーブルへの無効なトリガの作成
(5) テーブル内の巧妙に細工されたデータ
(6) 巧妙に細工されたツールチップラベル名を持つ GIS データの可視化
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The phpMyAdmin Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4579
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4579
更新履歴

  • [2012年08月23日]
      掲載