【活用ガイド】

JVNDB-2012-003791

Apple Remote Desktop における平文の VNC セッションを取得される脆弱性

概要

Apple Remote Desktop は、サードパーティの VNC サーバとの接続する際に、"すべてのネットワークデータを暗号化する (Encrypt all network data)" 設定が設定されていることを認識しないため、平文の VNC セッションを取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • Apple Remote Desktop 3.6.1 未満

本脆弱性は、Apple Remote Desktop 3.5.1 およびそれ以前のバージョンには影響はありません。
想定される影響

第三者により、ネットワークを傍受されることで、平文の VNC セッションを取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-0681
参考情報

  1. JVN : JVNVU#420412
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-0681
  3. JPCERT REPORT : JPCERT-WR-2012-3301
更新履歴

  • [2012年08月23日]
      掲載