【活用ガイド】

JVNDB-2012-003748

Sielco Sistemi Winlog Pro SCADA および Winlog Lite SCADA におけるディレクトリトラバーサルの脆弱性

概要

Sielco Sistemi Winlog Pro SCADA および Winlog Lite SCADA には、ディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Sielco Sistemi
  • WinLog Lite SCADA 2.07.17 未満
  • WinLog Pro SCADA 2.07.17 未満

想定される影響

第三者により、下記のパケットを続けて送信されることで、任意のファイルを読まれる可能性があります。

ファイルを開くための
オペコード 0x78 および .. (ドットドット) を含むパス名を伴ったポート番号 46824 への TCP パケット

ファイルの読み取るための
オペコード (1) 0x96、(2) 0x97、(3) 0x98 を伴ったポート番号 46824 への TCP パケット
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Sielco Sistemi
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. パス・トラバーサル(CWE-22) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-4356
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-4356
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-12-213-01
更新履歴

  • [2012年08月21日]
      掲載