【活用ガイド】

JVNDB-2012-003736

IBM WebSphere MQ 製品 におけるクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性

概要

IBM WebSphere MQ File Transfer Edition および WebSphere MQ - Managed File Transfer の Web Gateway コンポーネントには、クロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM WebSphere MQ File Transfer Edition 7.0.4 およびそれ以前
  • IBM WebSphere MQ - Managed File Transfer 7.5

想定される影響

第三者により、以下のリクエストに対する任意のユーザ認証をハイジャックされる可能性があります。

(1) /wmqfteconsole/Filespaces URI を介した、ユーザアカウントの追加
(2) /wmqfteconsole/FileSpacePermisssions URI を介した、権限の変更
(3) /wmqfteconsole/UploadUsers URI を介した、MQ メッセージ記述子 (MQMD) のユーザアカウントの追加
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトリクエストフォージェリ(CWE-352) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3294
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3294
更新履歴

  • [2012年08月21日]
      掲載

公表日2012/08/08
登録日2012/08/21
最終更新日2012/08/21