【活用ガイド】

JVNDB-2012-003732

MySQL におけるサービス運用妨害 (mysqld のクラッシュ) の脆弱性

概要

MySQL には、不正な計算およびソート順インデックス (sort order index) の処理に関する不備があるため、サービス運用妨害 (mysqld のクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


MySQL AB
  • MySQL 5.1.51 未満の 5.1.x
  • MySQL 5.5.10 未満の 5.5.x
オラクル
  • MySQL 5.1.51 から 5.1.62
  • MySQL 5.5.10 から 5.5.23

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、サービス運用妨害 (mysqld のクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2749
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2749
更新履歴

  • [2012年08月21日]
      掲載
    [2013年01月15日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2012:1462) を追加
    [2016年02月16日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:0180) を追加