【活用ガイド】

JVNDB-2012-003658

Net-SNMP の agent/mibgroup/agent/extend.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Net-SNMP の agent/mibgroup/agent/extend.c 内の handle_nsExtendOutput2Table 関数には、配列のインデックスエラーにより、サービス運用妨害 (out-of-bounds read および snmpd クラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Net-SNMP
  • Net-SNMP 5.7.1

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、拡張テーブルに存在しないエントリに対する SNMP GET リクエストを介して、サービス運用妨害 (out-of-bounds read および snmpd クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Net-SNMP オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2141
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2141
更新履歴

  • [2012年08月17日]
      掲載
    [2013年01月22日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:0124) を追加
    [2014年12月24日]
      ベンダ情報:オラクル (CVE-2012-2141 Denial Of Service(DoS) vulnerability in Net-SNMP) を追加