【活用ガイド】

JVNDB-2012-003657

Python の utf-16 デコーダにおける重要な情報 (プロセスメモリ) を取得される脆弱性

概要

Python の utf-16 デコーダは、unicode_decode_call_errorhandler 関数を呼び出した後、aligned_end 変数を更新しないため、重要な情報 (プロセスメモリ) を取得される、またはサービス運用妨害 (メモリ破損およびクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Python Software Foundation
  • Python 3.1 から 3.3

想定される影響

第三者により、重要な情報 (プロセスメモリ) を取得される、またはサービス運用妨害 (メモリ破損およびクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
  • Debian Bug report logs : #670389
Python Software Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2135
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2135
更新履歴

  • [2012年08月17日]
      掲載