【活用ガイド】

JVNDB-2012-003518

RHEL 上で稼働する sudo 用の特定の Red Hat のスクリプトにおける任意のファイルを上書きされる脆弱性

概要

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 上で稼働する sudo 用の特定の Red Hat のスクリプトには、任意のファイルを上書きされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Todd C. Miller
  • Sudo 1.7.2
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5

想定される影響

ローカルユーザにより、/var/tmp/nsswitch.conf.bak 一時ファイル上のシンボリックリンク攻撃を介して、任意のファイルを上書きされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Todd C. Miller レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3440
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3440
更新履歴

  • [2012年08月10日]
      掲載

公表日2012/08/07
登録日2012/08/10
最終更新日2012/08/10