【活用ガイド】

JVNDB-2012-003517

IBM Global Security Kit における SSL サーバになりすまされる脆弱性

概要

IBM Rational Directory Server、IBM Tivoli Directory Server およびその他の製品で使用される IBM Global Security Kit は、ファイルの完全性に配慮せずに PKCS #12 ファイル形式を証明書オブジェクトに使用するため、SSL サーバになりすまされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Global Security Kit 8.0.14.22 未満
  • IBM Rational Directory Server
  • IBM Tivoli Directory Server

想定される影響

第三者により、SSL サーバになりすまされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2203
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2203
更新履歴

  • [2012年08月10日]
      掲載