【活用ガイド】

JVNDB-2012-003511

libvirt の virTypedParameterArrayClear 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

libvirt の virTypedParameterArrayClear 関数は、typed パラメータを含む virDomain* API コールを適切に処理しないため、サービス運用妨害 (libvirtd クラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • libvirt 0.9.13

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、領域外のメモリー参照または不正なポインタの解放を誘発する、ゼロに設定された nparam を含む RPC コマンドを介して、サービス運用妨害 (libvirtd クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

openSUSE project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3445
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3445
更新履歴

  • [2012年08月09日]
      掲載
    [2012年09月14日]
      ベンダ情報:openSUSE (openSUSE-SU-2012:0991) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2012:1202) を追加