【活用ガイド】

JVNDB-2012-003493

Puppet および Puppet Enterprise における重要な設定情報を取得される脆弱性

概要

Puppet および Puppet Enterprise の lib/puppet/defaults.rb は、last_run_report.yaml に対して 0644 パーミッションを使用するため、重要な設定情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Puppet
  • Puppet 2.7.18 未満の 2.7.x
  • Puppet Enterprise 2.5.2 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、Puppet マスターサーバにアクセスし last_run_report.yaml ファイルを読まれることで、重要な設定情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Debian Puppet レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3866
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3866
更新履歴

  • [2012年08月09日]
      掲載
    [2012年09月14日]
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1506-1) を追加
      ベンダ情報:Debian (DSA-2511) を追加