【活用ガイド】

JVNDB-2012-003476

IBM HMC および SDMC における権限を取得される脆弱性

概要

IBM Power Hardware Management Console (HMC) および Systems Director Management Console (SDMC) は、VIOS viosrvcmd コマンドを適切に制限しないため、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Hardware Management Console ファームウェア SP4 未満の 7R3.5.0
  • IBM Hardware Management Console ファームウェア 7R7.1.0
  • IBM Hardware Management Console ファームウェア 7R7.2.0 SP3 未満の 7R7.2.0
  • IBM Hardware Management Console ファームウェア SP2 未満の 7R7.3.0
  • IBM Systems Director Management Console ファームウェア SP2 未満の 6R7.3.0

想定される影響

ローカルユーザにより、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2188
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2188
更新履歴

  • [2012年08月08日]
      掲載