【活用ガイド】

JVNDB-2012-003459

Cisco IOS におけるサービス運用妨害 (デバイスリロード) の脆弱性

概要

Cisco Catalyst 3560 および 3750 シリーズのスイッチ上で稼働する Cisco IOS には、サービス運用妨害 (デバイスリロード) 状態となる脆弱性が存在します。

本問題は、Bug ID CSCts88664 の問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 15.0
  • Cisco IOS 15.1
  • Cisco Catalyst 3560 シリーズ
  • Cisco Catalyst 3560-E シリーズ
  • Cisco Catalyst 3560-X シリーズ
  • Cisco Catalyst 3750 Metro シリーズ
  • Cisco Catalyst 3750 シリーズ
  • Cisco Catalyst 3750-E シリーズ
  • Cisco Catalyst 3750-X シリーズ
  • Cisco Catalyst 3750G シリーズ

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、ローカルの Web 認証を素早く完了されることで、サービス運用妨害 (デバイスリロード) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-1338
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-1338
更新履歴

  • [2012年08月08日]
      掲載

公表日2012/08/06
登録日2012/08/08
最終更新日2012/08/08