【活用ガイド】

JVNDB-2012-003435

Plixer Scrutinizer (Dell SonicWALL Scrutinizer) におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Plixer Scrutinizer (Dell SonicWALL Scrutinizer) の Web コンソールには、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


デル
  • SonicWALL Scrutinizer 9.5.0 未満
  • SonicWALL Scrutinizer with Flow Analytics Module 9.5.0 未満

上記製品以外にも Plixer Scrutinizer を含む製品に本脆弱性の影響を受ける可能性があります。
想定される影響

第三者により、以下の項目を介して、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。

(1) d4d/exporters.php へのクエリ文字列
(2) d4d/exporters.php への HTTP Referer ヘッダ
(3) d4d/contextMenu.php への不特定の入力
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

デル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3848
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3848
  2. 関連文書 : Trustwave SpiderLabs Security Advisory TWSL2012-014
  3. 関連文書 : Plixer Releases Scrutinizer 9.5.2
更新履歴

  • [2012年08月01日]
      掲載

公表日2012/07/11
登録日2012/08/01
最終更新日2012/08/01