【活用ガイド】

JVNDB-2012-003431

ICONICS GENESIS32 および BizViz におけるアクセス制限を回避される脆弱性

概要

ICONICS GENESIS32 および BizViz の Security Configurator コンポーネント内の lockout-recovery 機能は、認証コードの生成に不適切な暗号化アルゴリズムを用いるため、アクセス制限を回避される、および管理者権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ICONICS, Inc.
  • BizViz 9.22 およびそれ以前
  • GENESIS32 9.22 およびそれ以前

想定される影響

ローカルユーザにより、チャレンジレスポンスを推測されることで、アクセス制限を回避される、および管理者権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ICONICS, Inc.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3018
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3018
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-12-212-01
更新履歴

  • [2012年08月01日]
      掲載

公表日2012/07/30
登録日2012/08/01
最終更新日2012/08/01