【活用ガイド】

JVNDB-2012-003429

Siemens SIMATIC S7-400 PN CPU におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Siemens SIMATIC S7-400 PN CPU には、サービス運用妨害 (defect モードへの遷移およびサービス停止) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シーメンス
  • SIMATIC S7-400 CPU ファームウェア 6.0.3 未満の 6
  • SIMATIC S7-400 CPU 412-2 PN
  • SIMATIC S7-400 CPU 414-3 PN/DP
  • SIMATIC S7-400 CPU 414F-3 PN/DP
  • SIMATIC S7-400 CPU 416-3 PN/DP
  • SIMATIC S7-400 CPU 416F-3 PN/DP

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された ICMP パケットを介して、サービス運用妨害 (defect モードへの遷移およびサービス停止) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シーメンス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3016
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3016
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-12-212-02
更新履歴

  • [2012年08月01日]
      掲載