【活用ガイド】

JVNDB-2012-003425

Bugzilla における記載された重要な情報を取得される脆弱性

概要

Bugzilla には、HTML bugmail ドキュメントを生成する際に、bugmail 受信者 (bugmail-recipient) ではなく bug 編集者 (bug-editor) の権限を用いるため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Bugzilla 4.1.x
  • Bugzilla 4.2.2 未満の 4.2.x
  • Bugzilla 4.3.2 未満の 4.3.x

想定される影響

第三者により、HTML メールのメッセージ上のツールチップの一部を読まれることにより、記載された重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-1968
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-1968
更新履歴

  • [2012年07月31日]
      掲載