【活用ガイド】

JVNDB-2012-003311

複数の Apple 製品で使用される WebKit における重要な情報を取得される脆弱性

概要

複数の Apple 製品で使用される WebKit は、SVG 画像のレンダリング中に、初期化されていないメモリロケーションへアクセスするため、プロセスメモリから重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • Safari 6.0 未満 (Mac OS)
  • iOS 6 未満 (iPhone 3GS 以降)
  • iOS 6 未満 (iPod touch 第 4 世代以降)
  • iOS 6 未満 (iPad 2 以降)

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された Web サイトを介して、プロセスメモリから重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3650
参考情報

  1. JVN : JVNVU#864819
  2. JVN : JVNVU#624491
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3650
更新履歴

  • [2012年07月27日]
      掲載
    [2012年10月22日]
      タイトル:アップル (HT5503) の公開に伴い内容を更新
      概要:アップル (HT5503) の公開に伴い内容を更新
      影響を受けるシステム:アップル (HT5503) の情報を追加
      ベンダ情報:アップル (HT5503) を追加