【活用ガイド】

JVNDB-2012-003276

AccountsService の /usr/libexec/accounts-daemon における任意のファイルを読まれる脆弱性

概要

AccountsService の /usr/libexec/accounts-daemon 内の user_change_icon_file_authorized_cb 関数は、アイコンファイルをシステムキャッシュディレクトリへコピーする際に、UID を適切に確認しないため、任意のファイルを読まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


AccountsService
  • AccountsService 0.6.22 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、競合状態を介して、任意のファイルを読まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

AccountsService Canonical Fedora Project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2737
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2737
更新履歴

  • [2012年07月24日]
      掲載
    [2012年11月13日]
      ベンダ情報：レッドハット (Bug 832532) を追加

公表日2012/06/19
登録日2012/07/24
最終更新日2012/11/13