【活用ガイド】

JVNDB-2012-003245

WordPress におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

WordPress は、マルチサイト (multisite) が有効である場合、unfiltered_html へのアクセス制限が適切でないため、クロスサイトスクリプティング攻撃を実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


WordPress.org
  • WordPress 3.4.0

想定される影響

リモート認証された管理者 (administrator)、または編集者 (editor) により、クロスサイトスクリプティング攻撃を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

WordPress.org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3383
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3383
更新履歴

  • [2012年07月24日]
      掲載