【活用ガイド】

JVNDB-2012-003141

file および libmagic におけるサービス運用妨害 (クラッシュ) の脆弱性

概要

file および libmagic には、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


file project
  • file 5.11 未満
libmagic
  • libmagic

想定される影響

第三者により、(1) 領域外メモリの読み込み (out-of-bounds read)、または (2) 不正なポインタデリファレンスを誘発する巧妙に細工された Composite Document File (CDF) ファイルを介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian file project libmagic Mandriva, Inc.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-1571
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-1571
更新履歴

  • [2012年07月19日]
      掲載