【活用ガイド】

JVNDB-2012-003079

arpwatch における root 権限を取得される脆弱性

概要

複数の Linux ディストリビューションで使用される arpwatch は、適切に補助グループを削除しないため、root 権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Lawrence Berkeley National Laboratory
  • arpwatch 2.1a15

想定される影響

攻撃者により、デーモンの他の脆弱性を悪用されて、root 権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
  • Debian セキュリティ勧告 : DSA-2481
Fedora Project Lawrence Berkeley National Laboratory
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 設計上の問題(CWE-DesignError) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2653
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2653
更新履歴

  • [2012年07月17日]
      掲載