【活用ガイド】

JVNDB-2012-003078

Mahara の auth/saml プラグインのデフォルト設定におけるユーザになりすまされる脆弱性

概要

Mahara の auth/saml プラグインのデフォルト設定は、"Match username attribute to Remote username" オプションが false に設定されているため、他の SAML IdP サーバのユーザになりすまされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Mahara
  • Mahara 1.4.2 未満

想定される影響

リモート SAML IdP サーバにより、同一の内部ユーザ名を利用されることで、他の SAML IdP サーバのユーザになりすまされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
  • Debian セキュリティ勧告 : DSA-2467
Mahara
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 環境設定(CWE-16) [NVD評価]
  2. 不適切なアクセス制御(CWE-284) [NVD評価]
  3. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2351
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2351
更新履歴

  • [2012年07月17日]
      掲載