【活用ガイド】

JVNDB-2012-003077

systemd の systemd-logind login manager における任意のファイルを削除される脆弱性

概要

systemd の systemd-logind login manager の util.c 内の rm_rf_children 関数は、ログアウトの際に、任意のファイルを削除される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.3 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


systemd project
  • systemd 44 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、不特定のファイルに対するシンボリックリンク攻撃を介して、任意のファイルを削除される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Fedora Project Mandriva, Inc. systemd project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-1174
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-1174
更新履歴

  • [2012年07月17日]
      掲載
    [2012年09月05日]
      ベンダ情報：Fedora Project (FEDORA-2012-6456) を追加

公表日2012/03/15
登録日2012/07/17
最終更新日2012/09/05