【活用ガイド】

JVNDB-2012-003068

Apache Hadoop の DataNode における任意のブロックを読まれる脆弱性

概要

Apache Hadoop の DataNode には、Kerberos が有効であり、NodeName のために DataNode が同じ BlockPool に 1 度登録されている場合、クライアントの BlockToken をチェックしないため、任意のブロックを読まれる、ブロックにリモートクライアントだけが読み込みアクセスを持つように書き込まれるなど、不特定の影響を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache Hadoop 2.0.0 alpha

想定される影響

リモートクライアントにより、任意のブロックを読まれる、ブロックに読み込みアクセス権だけを持つように書き込まれるなど、不特定の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3376
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3376
更新履歴

  • [2012年07月17日]
      掲載