【活用ガイド】

JVNDB-2012-003049

Microsoft Office SharePoint Server 2007 におけるオープンリダイレクトの脆弱性

概要

Microsoft Office SharePoint Server 2007 には、オープンリダイレクトの脆弱性が存在します。

マイクロソフトセキュリティ情報には、この脆弱性は「SharePoint の URL リダイレクトの脆弱性」と記載されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Office SharePoint Server 2007 SP2 および SP3 (32 ビット版)
  • Microsoft Office SharePoint Server 2007 SP2 および SP3 (64 ビット版)

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された URL を介して、ユーザを任意の Web サイトにリダイレクトされ、フィッシング攻撃を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS12-050
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS12-050
富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA12-192A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-1862
参考情報

  1. JVN : JVNTA12-192A
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-1862
  3. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2012-0022
  4. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS12-043,044,045,046,047,048,049,050,051)(2012年07月11日)
  5. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA12-192A
更新履歴

  • [2012年07月12日]
      掲載
    [2011年07月13日]
      ベンダ情報:富士通 (TA12-192A) を追加