JVNDB-2012-003041
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複数の Microsoft 製品の VBE6.dll における権限昇格の脆弱性
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複数の Microsoft 製品の VBE6.dll には、検索パスに関する処理に不備があるため、権限を取得される脆弱性が存在します。
マイクロソフトセキュリティ情報には、この脆弱性は「Visual Basic for Applications の安全でないライブラリのロードの脆弱性」と記載されています。
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 中
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 全面的
- 完全性への影響(I): 全面的
- 可用性への影響(A): 全面的
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マイクロソフト
- Microsoft Office 2003 SP3
- Microsoft Office 2007 SP2
- Microsoft Office 2007 SP3
- Microsoft Office 2010 SP1 以前 (32-bit editions)
- Microsoft Office 2010 SP1 以前 (64-bit editions)
- Microsoft Visual Basic for Applications
- Microsoft Visual Basic for Applications SDK
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ローカルユーザにより、カレントワーキングディレクトリ内のトロイの木馬の DLL ファイルを介して、権限を取得される可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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マイクロソフト
富士通
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- その他(CWE-Other) [NVD評価]
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- CVE-2012-1854
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- JVN : JVNTA12-192A
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-1854
- JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2012-0022
- 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS12-043,044,045,046,047,048,049,050,051)(2012年07月11日)
- US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA12-192A
- IPA 緊急対策情報 : 20120711-windows
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- [2012年07月12日]
掲載
[2011年07月13日]
ベンダ情報:富士通 (TA12-192A) を追加
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