【活用ガイド】

JVNDB-2012-003036

Cyberoam UTM アプライアンスのデフォルト設定における SSL サーバになりすまされる脆弱性

概要

** 未確定 ** 本件は、脆弱性として確定していません。

Cyberoam UTM アプライアンスのデフォルト設定は、異なる利用者に対して、同一の認証局証明書および同一の秘密鍵を使用するため、SSL サーバになりすまされる脆弱性が存在します。

なお、ベンダは、「アプライアンスは foresaid 秘密鍵のインポートまたはエクスポートを許可しない」として、この問題の重要性に異議を唱えています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Elitecore Technologies
  • Cyberoam UTM

想定される影響

中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、信頼されたルート認証局リスト内の Cyberoam_SSL_CA 証明書の存在を悪用されることで、SSL サーバになりすまされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Elitecore Technologies
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3372
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3372
更新履歴

  • [2012年07月11日]
      掲載
    [2015年12月02日]
      概要:内容を更新
      対策:内容を更新