【活用ガイド】

JVNDB-2012-002987

Anacond のブートローダ設定モジュールにおけるパスワードハッシュを取得される脆弱性

概要

Anacond のブートローダ設定モジュール (pyanaconda/bootloader.py) は、/etc/grub.d に 755 パーミッションが設定されているため、パスワードハッシュを取得され、ブルートフォースによるパスワード推測攻撃を実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Fedora Project
  • Anaconda

想定される影響

ローカルユーザにより、パスワードハッシュを取得され、ブルートフォースによるパスワード推測攻撃を実行される脆弱性が存在します。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Fedora Project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2314
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2314
更新履歴

  • [2012年07月05日]
      掲載