【活用ガイド】

JVNDB-2012-002981

Pidgin の MSN プロトコルプラグインにおけるサービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) の脆弱性

概要

Pidgin の libpurple 内の MSN プロトコルプラグインの msg.c は、巧妙に細工された文字列を適切に処理しないため、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Pidgin
  • Pidgin 2.10.4 未満

想定される影響

リモートサーバにより、text/plain メッセージに巧妙に細工された文字列を挿入されることで、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

openSUSE project Pidgin オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2318
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2318
更新履歴

  • [2012年07月05日]
      掲載
    [2012年07月26日]
      ベンダ情報:openSUSE (openSUSE-SU-2012:0866) を追加
    [2012年09月06日]
      ベンダ情報:オラクル (Multiple vulnerabilities in Pidgin) を追加