【活用ガイド】

JVNDB-2012-002975

389 Directory Server におけるパスワードを読まれる脆弱性

概要

Fedora Project の 389 Directory Server (別名 Red Hat Directory Server) は、監査ログが有効である場合、LDAP ユーザのパスワードが変更されたときに、新しいパスワードを平文でログに保存するため、パスワードを読まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Fedora Project
  • 389 Directory Server 1.2.11.6 未満
レッドハット
  • Red Hat Directory Server 8.2.10-3 未満

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、パスワードを読まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Fedora Project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2746
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2746
更新履歴

  • [2012年07月04日]
      掲載
    [2012年07月09日]
      CVSS による深刻度:基本値と攻撃元区分を変更