【活用ガイド】

JVNDB-2012-002970

389 Directory Server の servers/plugins/acl/acllas.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

389 Directory Server の servers/plugins/acl/acllas.c 内の acllas__handle_group_entry 関数は、証明書グループを使用するアクセス制御命令 (ACI) を適切に処理しないため、サービス運用妨害 (無限ループと CPU 資源の消費) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.3 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Fedora Project
  • 389 Directory Server 1.2.10 未満

想定される影響

証明書グループでリモート認証された LDAP ユーザにより、サーバに接続されることで、サービス運用妨害 (無限ループと CPU 資源の消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Fedora Project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-0833
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-0833
更新履歴

  • [2012年07月04日]
      掲載