【活用ガイド】

JVNDB-2012-002958

OpenLDAP の slapd におけるサービス運用妨害 (表明違反および Daemon Exit) の脆弱性

概要

OpenLDAP の slapd には、サービス運用妨害 (表明違反および Daemon Exit) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


OpenLDAP Foundation
  • OpenLDAP 2.4.30 未満

想定される影響

第三者により、空の属性を返す、attrsOnly が true に設定された LDAP クエリ検索を介して、サービス運用妨害 (表明違反および Daemon Exit) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

OpenLDAP Foundation レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-1164
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-1164
更新履歴

  • [2012年07月03日]
      掲載