【活用ガイド】

JVNDB-2012-002954

mosh のターミナルディスパッチャにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

mosh のターミナルディスパッチャには、サービス運用妨害 (ロングループおよび CPU 資源の消費) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Keith Winstein
  • mosh 1.2.1 未満

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、過度に大きな反復カウント値 (large repeat count value) を伴ったエスケープシーケンスを介して、サービス運用妨害 (ロングループおよび CPU 資源の消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Fedora Project Keith Winstein レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2385
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2385
更新履歴

  • [2012年07月03日]
      掲載