【活用ガイド】

JVNDB-2012-002819

qemu-kvm の virtio サブシステムにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

qemu-kvm の virtio サブシステムには、"virtqueue のリクエスト" に関する処理に不備があるため、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.4 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Fabrice Bellard
  • QEMU

影響を受けるバージョン、およびアップデート可能なバージョンについては、ベンダ情報をご確認ください。
想定される影響

特権を持つゲストユーザにより、巧妙に細工された間接記述子 (indirect descriptor) を介して、サービス運用妨害 (ゲストクラッシュ) 状態にされる、または権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Debian Fabrice Bellard openSUSE project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-2212
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-2212
更新履歴

  • [2012年06月22日]
      掲載

公表日2012/06/21
登録日2012/06/22
最終更新日2012/06/22