【活用ガイド】

JVNDB-2012-002806

複数の Innominate Security Technologies 社の製品における HTTPS または SSH サーバになりすまされる脆弱性

概要

複数の Innominate Security Technologies 社の製品は、秘密鍵に対して十分なエントロピーを使用していないため、(1) HTTPS または (2) SSH サーバになりすまされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Innominate Security Technologies AG
  • EAGLE mGuard HW-201000、BD-301010
  • Innominate mGuard blade HW-104020、HW-104050
  • Innominate mGuard delta HW-103050、BD-201000
  • Innominate mGuard industrial RS HW-105000、BD-501000、BD-501010、BD-501020
  • Innominate mGuard PCI HW-102020、HW-102050、BD-111010、BD-111020
  • Innominate mGuard Smart HW-101020、HW-101050、BD-101010、BD-101020

上記製品のソフトウェアバージョン 7.5.0 未満に影響を受ける可能性があります。

上記製品以外にも 2008 年以前のすべての製品に影響を受ける可能性があります。
上記製品以外にも 2006 年以前のオーダー番号が 5xxxx であるすべての製品に影響を受ける可能性があります。

2009 年以降の製品は影響を受けません。詳細はベンダ情報の ICS-VU-873212 を参照してください。
想定される影響

中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、予測されたキー値を使用して、(1) HTTPS または (2) SSH サーバになりすまされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Innominate Security Technologies AG
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-3006
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-3006
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-12-167-01
更新履歴

  • [2012年06月21日]
      掲載