【活用ガイド】

JVNDB-2012-002794

IBM WebSphere Application Server における重要なクライアント情報を取得される脆弱性

概要

IBM WebSphere Application Server のアプリケーション Snoop サーブレットは、アクセスを適切に制限しないため、重要なクライアントおよびリクエスト情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM WebSphere Application Server 6.1.0.45 未満の 6.1.0
  • IBM WebSphere Application Server 7.0.0.23 未満の 7.0
  • IBM WebSphere Application Server 8.0.0.4 未満の 8.0

6.1.0.45 と 8.0.0.4 の公表時期に関する詳しい情報は、IBM が提供する 1595172 をご確認ください。
想定される影響

第三者により、直接のリクエストを介して、重要なクライアントおよびリクエスト情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2170
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2170
更新履歴

  • [2012年06月21日]
      掲載

公表日2012/05/29
登録日2012/06/21
最終更新日2012/06/21