【活用ガイド】

JVNDB-2012-002771

Rack::Cache rubygem における重要なクッキー情報を取得される脆弱性

概要

Rack::Cache rubygem は、Set-Cookie およびその他の慎重に扱うべきヘッダをキャッシュするため、重要なクッキー情報を取得される、Web セッションをハイジャックされる、またはその他の不特定の影響を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Ryan Tomayko
  • Rack::Cache 0.3.0 から 1.1

想定される影響

攻撃者により、キャッシュにアクセスされることで、重要なクッキー情報を取得される、Web セッションをハイジャックされる、またはその他の不特定の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Fedora Project Novell Ryan Tomayko レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 設計上の問題(CWE-DesignError) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2671
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2671
更新履歴

  • [2012年06月20日]
      掲載