【活用ガイド】

JVNDB-2012-002718

Linux Kernel の mm/hugetlb.c におけるサービス運用妨害 (メモリ消費またはシステムクラッシュ) の脆弱性

概要

Linux Kernel の mm/hugetlb.c には、メモリリークの発生によって、サービス運用妨害 (メモリ消費またはシステムクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.4.2 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、不正な MAP_HUGETLB の mmap 操作を介して、サービス運用妨害 (メモリ消費またはシステムクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-2390
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-2390
更新履歴

  • [2012年06月15日]
      掲載
    [2012年11月16日]
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1515-1) を追加
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1535-1) を追加