【活用ガイド】

JVNDB-2012-002650

Ubuntu で使用されるアップデートマネージャにおけるリポジトリ認証情報を取得される脆弱性

概要

Ubuntu で使用されるアップデートマネージャの DistUpgrade/DistUpgradeMain.py は、(1) apt-clone_system_state.tar.gz および (2) system_state.tar.gz に対して、弱いパーミッションを用いるため、リポジトリ認証情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Canonical
  • Ubuntu 12.04 LTS (update-manager-core 1:0.156.14.4 未満)
  • Ubuntu 11.10 (update-manager-core 1:0.152.25.11 未満)
  • Ubuntu 11.04 (update-manager-core 1:0.150.5.3 未満)
GNOME Project
  • update-manager-core 1:0.156.14.4 未満
  • update-manager-core 1:0.152.25.11 未満
  • update-manager-core 1:0.150.5.3 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、リポジトリ認証情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-0948
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-0948
更新履歴

  • [2012年06月11日]
      掲載

公表日2012/06/07
登録日2012/06/11
最終更新日2012/06/11