【活用ガイド】

JVNDB-2012-002641

複数の Sony 製品の Wireless Manager ActiveX コントロールにおけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

複数の Sony 製品の WifiMan.dll 内の Wireless Manager ActiveX コントロールには、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ソニー株式会社
  • SmartWi Connection Utility 4.7、4.7.4、4.8、4.9、4.10、および 4.11
  • VAIO Easy Connect ソフトウェア 1.0.0 および 1.1.0
  • VAIO PC Wireless LAN Wizard 1.0
  • VAIO Wireless Wizard 1.00、1.00_64、1.0.1、2.0、および 3.0

想定される影響

第三者により、(1) SetTmpProfileOption または (2) ConnectToNetwork メソッドの第二変数内の過度に長い文字列を介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ソニー株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-0985
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-0985
更新履歴

  • [2012年06月11日]
      掲載