【活用ガイド】

JVNDB-2012-002623

ImageMagick におけるサービス運用妨害 (メモリ破損) の脆弱性

概要

ImageMagick には、サービス運用妨害 (メモリ破損) 状態となる、または任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ImageMagick
  • ImageMagick 6.7.5-7 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、画像の EXIF IFD0 の ResolutionUnit タグの巧妙に細工されたオフセットおよびカウント値を介して、サービス運用妨害 (メモリ破損) 状態にされる、または任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Debian Gentoo Linux ImageMagick レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-0247
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-0247
更新履歴

  • [2012年06月07日]
      掲載

公表日2012/02/03
登録日2012/06/07
最終更新日2012/06/07