【活用ガイド】

JVNDB-2012-002622

Dropbear SSH server における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Dropbear SSH server には、コマンド制限と公開鍵認証が有効な場合、任意のコードを実行される、およびコマンド制限が回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Matt Johnston
  • Dropbear SSH 0.52 から 2012.54

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、巧妙に細工された複数のコマンドリクエストを介して、任意のコードを実行される、およびコマンド制限が回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
  • Debian セキュリティ勧告 : DSA-2456
Matt Johnston
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-0920
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-0920
更新履歴

  • [2012年06月07日]
      掲載